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第52回全国入浴福祉研修会(東京教室)
 

 今年で52回目を迎えた全国入浴福祉研修会(東京教室)は、3月26日(土)に東京都千代田区の全社協・灘尾ホールで開催し、100名近い受講生にご参加いただきました。

 メインテーマは、『今後の「在宅」の「介護」の「入浴」を考える~人を支え、地域を支える~』としまして、基調講演は淑徳大学教授で元・厚生労働省社会保障審議会介護保険部会委員の結城康博氏にご登壇いただきました。

 今回の研修会は、第1部と第2部に分けて行いました。第1部では、前述の講演会のほかに厚生労働省によります行政説明を、午後からの第2部においては、平成27年度老人保健健康増進等事業「訪問入浴介護の実態調査及び医療連携と業務の効率性についての調査・研究事業」の報告会、ならびに全体講演としまして、東京都市大学人間科学部教授で医学博士の早坂信哉氏にご講演いただきました。

 受講生の皆様にご記入いただいたアンケートの内容を活かすべく、来年度もより良い全国研修会の企画・運営を心掛けてまいりますので、どうぞご期待くださいますようお願いいたします。

講師紹介
第1部主催者挨拶  大井田 隆 先生  デベロ老人福祉研究所代表理事 日本大学医学部公衆衛生学部教授 
デベロ老人福祉研究所 代表理事 大井田隆先生より、52回目を迎えた全国入浴福祉研修会(東京教室)の主催者挨拶をいただきました。
第1部 基調講演  結城 康博 先生  淑徳大学教授 元・厚生労働省社会保障審議会介護保険部会委員 
日本の「介護」の行方
~地域包括ケアシステムの実現のために~
 
介護現場でのご自身の経験や自らが実際に介護現場の問題を検証した介護システムの未来、介護人材不足、社会保障費に関わる政策の在り方、地域の在り方等ご講演いただきました。
また、日本の未来の在り方として、公的サービスを使いながら、自己表現、人間らしい尊厳をもって生活できること、老後の家計状況なども考え、計画的に生活習慣を変え、人間関係の構築に心がけ、人との関わりも大切にしていくことが重要であると述べられました。
第1部 行政説明  稲葉 好晴 氏  厚生労働省 老健局振興課 課長補佐
介護保険制度をめぐる施策の動向
~介護保険制度改正後の訪問入浴介護~
 
介護保険制度の持続可能性の確保のため、
「地域の実情に応じたサービスの推進」
「医療と介護の連携」
「地域支援事業や介護予防の推進」
「サービス内容の見直しや人材の確保」
の観点でお話しいただき、地域包括ケアシステムの推進を図る必要性と今後の介護保険制度の取り組みについてご説明いただきました。

 

第2部 調査報告会
平成27年度老人保健健康増進等事業
「訪問入浴介護の実態調査及び医療連携と業務の効率性についての調査・研究事業」の報告
 
事業主旨説明
植田 有司  デベロ老人福祉研究所 所長
 
ワーキンググループ①報告「訪問入浴介護の実態調査」について
早坂 信哉先生  日本入浴福祉研究会理事、東京都市大学人間科学部教授
 
ワーキンググループ②報告「医療連携や困難事例の検証」について
山本 かほる先生  日本入浴福祉研究会理事、茨城県看護協会専務理事
 
ワーキンググループ③報告「人工筋肉(ロボットスーツハル)を用いての業務の効率化の検証」について

デベロ老人福祉研究所

[報告総括]
柴田  博先生  日本入浴福祉研究会代表理事、桜美林大学名誉教授・特任教授 
第2部 全体講演  早坂 信哉 先生  日本入浴福祉研究会理事 東京都市大学人間科学部教授 博士(医学) 温泉専門療法医
入浴に関連した体調不良・事故発生と入浴前血圧、体温との関連
~症例対象研究から~
 
ご自身が地域医療の現場に携わった経験の中で、在宅療養をされていた高齢者が「入浴」を心待ちにされていたことから、訪問入浴サービスが安全で安心に提供されてほしいとの願いで研究を始めたエピソードを語られました。
また、数年にわたって調査・研究された入浴前の血圧・体温と、入浴に関連した体調不良や事故の発生との関連について、今後の入浴介助の参考となる貴重な講演をいただきました。

 

閉会挨拶 修了証授与
株式会社デベロ 専務取締役 浅野由美より、閉会挨拶及び受講者代表に修了証の授与が行われました。年度末でご多忙の折にもかかわらず、全国入浴福祉研修会にお集まりいただいた皆様、ありがとうございました。
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