平成27年度実施の実態調査から見えた訪問入浴の実態と課題について解説いたしました。
①「訪問入浴介護事業の実態調査」の結果から見えたこと
②「医療連携や困難事例の検証」
③「人工筋肉(ロボットスーツハル)を用いての業務の効率化の検証」
会場からは、調査結果について、『大変興味深い内容でした。情勢など理解できました。』等のご感想をいただきました。
入浴介助の基本点では、「接遇(マナー)」及び「ヒヤリハット」を取り上げました。マナーの講義では、訪問入浴介護時の声かけや認知症のご利用者への対応方法等を説明いたしました。また、ヒヤリハットの講義においては、特に入浴時に関する事故を防ぎ、安全に入浴をしていただくための基本事項について説明させていただきました。
会場からは、『ヒヤリハットの具体的な考え方ややり方がわからなかったので、今後活かしていける内容だった。』等のご感想をいただきました。
入浴介助の場面を次の4つに分け(『洗髪』、『洗身』、『移乗』、『その他』)、ハードとソフトの両面から工夫点について話し合っていただきました。会場からは、『いろいろな場面で、他の事業所の方たちの工夫点について情報が共有でき、大変刺激になりました。』との前向きなご感想をいただきました。
セミナーの最後に、訪問入浴介護の意見交換会を行いました。ふだんの業務でうまくいかない事や疑問点等をグループに分かれて話し合い、最後に発表していただきました。以下は会場から寄せられたご感想の一部です。
『次の機会にも参加したいと思えるとても良い印象を受けました。』
『他の事業所を見学する機会がなかったため、話をする中で学ぶことも多く、問題の解決につながりました。』