㈱デベロの創業より３年後の昭和４８年にデベロ老人福祉研究所が設立されました。その翌年より「全国入浴福祉研修会」が始まります。以降、保健・医療・福祉などの総合的視点から訪問入浴介護を捉え続け、今年で５２回目の全国入浴福祉研修会を東京都の全社協・灘尾ホールにて３月２６日（土）に開催いたしました。当日は、天候に恵まれ、桜の花がほころぶ中、北海道から九州まで約１００名の参加者を迎え、無事に終了することができました。今回はメインテーマを【今後の「在宅」の「介護」の「入浴」を考える～人を支え、地域を支える～】としまして、今後の日本の介護システムについて、混合介護や総合事業等を、さらに訪問入浴介護の動向について、講演や行政説明を通して研鑚を深めることができました。また第２部では、平成２７年度老人保健健康増進等事業「訪問入浴介護の実態調査及び医療連携と業務の効率性についての調査・研究事業」の報告会を行いました。全国で初めて実施した、訪問入浴介護実態調査アンケートの結果について速報をお伝えすることができ、業務の効率性の検証に用いたロボットスーツの登場と同様に、大変興味を持って臨んでいただきました。

各講義の実施風景と内容につきましては、近日中にご報告させていただきます。