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サポート・
メンテナンス
Support maintenance
訪問入浴時に突然、お湯が水になってしまった事はありませんか?
入浴車に戻ってみるとボイラーリモコンにエラーコードが表示されている場合がほとんどかと思いますがそれは、ボイラー内部で異変が起きている事を知らせる為の信号です。
今回はもっとも多い「エラー11」についてご紹介させていだきます。
灯油タンク周辺2か所の点検をお客様により行っていただくと、予防、または復旧される場合がありますのでご参考にしてください。
灯油タンク周辺をいくつか点検をする事でエラー11から改善することがあります。
灯油タンク後方の下を覗くと燃料コックとエースボールが取付されています。
まず1か所目ですが燃料コックの目視確認です。燃料コック下の透明なカップ内部に赤い浮き球が入っています。写真の様に浮き球が沈みきっている状態が正常です。
この画像はカップ内部にゴミが溜まっている状態です。
こちらの画像は水が溜まっている状態です。温度変化する車内では結露しやすく灯油タンク外部だけでなく内部も結露します。極力、8割程度保つ様に給油してください。
ゴミ、水が溜まっていた際は分解清掃を行う為にコックを止めて下さい。コックは左右どちらにも動きます。縦で出、横で止です。また、灯油タンクの下に物を入れると出し入れの際にコックを横に向けてしまったり、燃料コックの破損を招くので注意してください。
カップ上のリング部分を矢印の方向に回し、カップを緩めます。
リングを緩め写真の様にカップを外します。その際、多少灯油がこぼれるのでウエス(雑巾)等を敷いて外しカップ内部のゴミ、水等を取り除きます。
カップの奥にはフィルターが入っています。先のとがった物で引っ掛けて外し清掃します。
水が入っていた際はエースボールを開けて内部の水を出します。その際には受皿にウエスを敷きましょう。
2か所目は灯油タンク前部の上にあるエアー導入について。
灯油タンクに空気を取り入れる為、取り付けており、先端は床下に抜けています。振動や傾斜などで灯油が車内にこぼれない様にする為です。
新車時は白いチューブですが時間の経過と共に変色や硬化していき割れてしまう事もあります。また、写真の様に走行中に巻き上げた泥を吸込み、灯油タンクに空気が取り入れられず(真空状態)エラー11を引き起こす場合があります。汚れていたら交換しましょう。
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