ピスコ継手（写真はPL10-02）の構造を見てみます。金属の部分と黒いプラスチックの部分は別々に回ります。金属は六角形になっているのでこの部分をモンキーレンチで回します。また、ピスコ継手内部にロック構造が設けられており、開放リングを押し込んだ状態でないとチューブを抜き差しする事が出来ない構造になっています。

初めに交換する前の準備です。貯水タンク水位計及び灯油タンク油量計のピスコ継手を交換する場合にはタンク内の水や、灯油を抜いてから作業を行ってください。

実際に水位計のピスコ継手を交換します。水位計を外します。

解放リングを押し込みながら水位計のチューブを抜き取ります。

黒いプラスチック部分を抑えてモンキーレンチで反時計回り（画像では左回り）で外します。

新品のピスコ継手です。ネジ山はシーロック加工されているのでシールテープは巻かずにそのまま、ねじ込みます。

黒いプラスチック部分を抑えてモンキーレンチで時計回り（画像では右回り）で取り付けます。

水位計のチューブをしっかりと奥まで差し込みます。灯油タンク油量計のピスコ継手も手順2から手順8同様に行います。

こちらは灯油タンク上部エアー導入用のピスコ継手（PC04-02）です。

交換方法は手順2から手順8同様です。エアー導入チューブを外しピスコ継手を交換します。交換後、漏れ等なければ完了です。