アクティブ案内・報告

介護予防教室実施報告(つくば市)

 平成23年10月5日(水)〜12月28日(水)つくば市の介護予防事業の委託を受けて、介護予防教室教室(桜が丘教室)を開催いたしました。
桜が丘教室では3ヶ月間、週1回で合計12回のサービス提供を行ないました。

 

 初回サービス時に体力測定を行い、握力・5m歩行(通常/最大)・Timed Up & Go・ファンクショナルリーチ・開眼片足立ちの5種目を測定しました。その結果をもとにそれぞれ目標をたてることから始めました。

 

 また、運動指導として、自宅で行なえるストレッチ・筋力アップトレーニング、マット運動、デベロ式リズム体操を実施しました。

 

 ⇒デベロ式リズム体操

その他にも、閉じこもり予防・口腔ケア・栄養に関する勉強会やレクリエーション(回想法を取り入れた脳トレ)など、皆様が笑顔で過ごせるメニューを取り入れました。

 参加者の皆様には、1週間で行なった運動や感想を記入した、運動チェック表を毎回提出していただきました。運動チェック表は連絡帳の役割も果たしており、インストラクターからのコメントを楽しみにしていてくださる方もいらっしゃいました。

 

 教室の最終日には改めて体力測定を実施し、ほとんどの方が初回の測定結果を上回しました。特に開眼片足立ちでは、5秒立っていられなかった方が、最終日には1分近く立っているという結果もでました。最終日の運動チェック表には「学生時代を思い出せて楽しかった」「最初の頃はようやく歩くことができる程度だったが、最後まで続けられて良かった」などのコメントをいただきました。

 

 桜が丘教室に参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。今後も(株)デベロは皆様に笑顔になっていただけるようなサービスを提供していきます。

 

 

地域福祉 介護予防講演会を開催いたしました。

 平成23年11月25日(金) 北茨城市より委託を受け、介護予防事業の一環で「地域福祉 介護予防講演会」を開催いたしました。

 

 講師には脳科学者の澤口俊之先生をお招きし、「脳を活かして健康ライフ」と題し、脳科学における高齢者の認知症予防等についてお話いただきました。

 

 北茨城市は3月11日の東日本大震災で、高齢者の方々も多くの被害を受けました。

 

 そんな中、市民の方々を元気づけたいというご担当者からの願いも込め、今回の講演会が開かれました。
 澤口先生におかれましても、快く講師を引き受けてくださいました。

 

 澤口先生は「認知症の分かれ目は50〜60歳でほぼ決まる」と指摘し、認知症と関係が深い前頭前野について話されました。社会関係や社会生活を上手く行うために進化した前頭前野は、HQ(Humanity Quotient)=人間性知能を担っていると説明されました。

 

 心臓や血管の老化による血流量の減少で前頭前野が損傷を受けるとし、さらにHQ(人間性知能)が失われると説明されました。

 

 HQの向上方法として、

  ◆脳トレ的なHQ向上法(基本)
    ・子どもでは特に効果大
    ・成人ではHQ向上+脳の若返り効果

  ◆有酸素運動
    ・高齢者で特に有効だが、若者〜中高年でも有効

  ◆後進の指導(男性):子育ての手伝いと孫の世話(女性)
を挙げ、その他にも咀嚼によって前頭前野が活性化するとの事でした。

 

 「有酸素運動」と「咀嚼」は特に高齢者に有効であるとされ、ウォーキングなどによる血流量の増加が認知症の予防策であると説明されました。

 

 講演会に参加された高齢者(約300名)の方々は、熱心にメモを取りながら話を聞いており、「今後のために勉強になった」と話されておりました。

 

 講演中には笑いもあり、「元気になってもらいたい」という目的は達成されたかと思われます。

 

 (株)デベロは今後も介護予防事業(アクティブスマイルプラン)を通して、様々な方に元気を届けられるようなサービス提供を行っていきたいと考えております。

 

 

 

大子町における特定高齢者施策の1クールが大好評のうちに終了

 ㈱デベロでは、茨城県内の市町村から委託を受け、地域支援事業における介護予防のサービス提供を行っております。

 

 そのような中、7月28日に、大子町における特定高齢者施策のサービスの1クール目が終了いたしました。

 

 大子町の特定高齢者施策は、3ヶ月を1クールとし、週1回のサービス提供で合計12回行われます。初回と最終回には、3ヶ月間のトレーニングで運動機能がどの程度改善されるかを確認するために身体機能の測定を行います。㈱デベロの身体機能の測定は、①握力②ファンクショナルリーチ③通常歩行速度(歩数)④最大歩行速度(歩数)⑤Timed up and Goの5種目を行っています。

 

 対象となる特定高齢者の方々は、もう少しで要支援や要介護状態になる可能性があるため、運動の際にはスポーツドクターである高橋亨医師に個別の運動プログラムの作成を依頼し、専門のインストラクターが指導をします。

 

 今回も個別の運動プログラムは大好評で、5種目の測定結果が全て上昇した方や、最大歩行速度が7.56秒から5.64秒と約2秒も短縮された85歳の女性の参加者や、股関節の手術を行いながらも8メートルを3.64秒で歩いてしまった参加者等、参加者全員に目覚しい運動器の機能向上が見られました。

 

 しかし、3ヶ月の間に成果を上げることばかり考え、厳しいトレーニングを行っては参加者の中から脱落者が出て、運動をする気持ちがなくなってしまいます。㈱デベロの運動プログラムは日常生活の中に運動習慣をつけること、運動の必要性や楽しさを感じていただくことを最優先に考えたプログラムであるため、参加者は週に1度のサービスの日を心待ちにしていました。今回の参加者は、10人中3名が皆勤賞で、最終日には、プログラムが終了することが残念で泣き出してしまった参加者もいらっしゃいました。

 

 介護予防の必要性は、広くうたわれておりますが、その評価は最終的な測定結果の数値を基に出されることが多いのが現状です。今後も㈱デベロは、参加者に本当に必要なサービスは何か、本当の介護予防とはどのようなものかを考えながらサービス提供を行っていきたいと考えています。