平成28年度 老人保健健康増進等事業
「在宅の重度要介護者の入浴支援のあり方に関する調査研究事業」
デベロ老人福祉研究所では昨年度の「訪問入浴介護の実態調査」に続き、平成28年度では「在宅の重度要介護者の入浴支援のあり方に関する調査研究事業」として実施いたしました。
在宅で療養を余儀なくされた状態の方への入浴の支援は、重度の要介護者となると、本人の身体状況、介護者の介護力、従事者の介護技術や知識、家屋・施設の環境等の問題により、その支援体制には困難なケースも生じます。このような背景から、重度の要介護者が在宅で療養するにあたり、いずれの在宅系介護サービスを利用する場合も、安全・安心な入浴が提供されることを目的としました。
また、要支援から要介護度5までの訪問入浴介護利用者の状況について調査を行った平成27年度の「訪問入浴介護の実態調査」では、比較的軽度と考えられる要支援の利用者であっても、サービスを選択する理由は様々であり、その理由は本人の身体状況のみならず、本人を取り巻く環境など多岐にわたっていることが挙げられた。このことから、要支援者の訪問入浴介護の利用状況に関して更なる調査研究を実施しました。
平成28年度老人保健健康増進等事業
在宅の重度要介護者における入浴支援のあり方に関する調査研究事業報告書
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平成27年度老人保健健康増進等事業